良心的なヤミ金などいない…その真実と危険性

良心的なヤミ金なら安全?そんなはずはない違法業者の真実と打開策
良心的なヤミ金なら安全?そんなはずはない違法業者の真実と打開策
良心的なヤミ金などいない…その真実と危険性

借金に追われ、行き詰まった時、「良心的なヤミ金」という甘い言葉に惹かれる人がいます。でも、ちょっと待って。その言葉の裏には、危険な罠が潜んでいるんです。

ヤミ金って聞くと怖いイメージがあるけど、「良心的」なら大丈夫じゃないの?そう思っちゃうのも無理はありません。でも、現実はそう甘くないんですよ。

ヤミ金営業の本質は違法。良心的な対応なんてありえないんです。高金利、脅迫まがいの取り立て、個人情報の悪用。これらの危険が待ち構えています。

借金で苦しんでいる人の気持ち、よくわかります。でも、ヤミ金に手を出すのは、火中の栗を拾うようなもの。一時しのぎどころか、さらなる苦しみの始まりとなります。

安全で確実な解決策はあります。それは合法的な方法を選ぶこと。この記事では、その道筋を示していきます。

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良心的なヤミ金を探す人々の現状

良心的なヤミ金を探す人々の現状

借金に追われ、四方八方ふさがれた状況。そんな時、良心的なヤミ金という言葉が耳に入ってくるんです。正規の金融機関からは相手にされず、ブラックリスト入りの不安を抱えている人も少なくありません。

良心的って言葉に希望を見出すのも無理はないですよね。でも、それは危険な誘惑なのです。借金の重圧で冷静な判断ができなくなっている人が多いんです。

「誰かが助けてくれる」そんな思いが、ヤミ金への一歩を踏み出させてしまうことがあります。実際、多くの人がこの罠にはまっています。

ここでは、なぜ人々が「良心的なヤミ金」を求めてしまうのか、その背景にある現状について解説します。

正規金融機関での借入れが困難な状況

正規金融機関での借入れが困難な状況

今の世の中、お金に困ったときに正規の金融機関から借りるのが一般的です。でも、実際にはそう簡単じゃないんですよね。銀行やカードローン、消費者金融なんかでも、なかなか借りられないケースが増えてるんです。

まず、審査が厳しくなってるんです。昔に比べて、収入証明や在籍確認がより細かくなってきました。特に、フリーランスや非正規雇用の人は苦戦することが多いです。安定した収入がないと、金融機関からすれば貸すリスクが高くなるからなんです。

過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

引用元:日本貸金協会

それに、借入れの上限額も下がってきてるんです。総量規制っていう制度があって、年収の3分の1以上は借りられないようになってます。これ、借金の連鎖を防ぐためなんですけど、逆に本当に必要な人が借りられなくなるっていう皮肉な結果にもなってるんです。

過去の借入れ履歴も大きな壁になります。返済が遅れたことがある人や、複数の金融機関から借りてる人は、新たな借入れが難しくなります。金融機関は信用情報機関のデータを見て判断するので、過去の借入れ状況がモロに影響するんです。

こういう状況で、急にお金が必要になったらどうすればいいんでしょうか。正規の金融機関で断られると、途方に暮れちゃいますよね。そんなとき、「良心的なヤミ金」なんて言葉が耳に入ってくると、つい手を出したくなる気持ちもわかります。

でも、ちょっと待ってください。ヤミ金に手を出すのは、火中の栗を拾うようなものです。一時しのぎどころか、さらなる苦しみの始まりになっちゃうんです。

正規金融機関で借りられない状況は辛いですが、それでもヤミ金は絶対ダメです。他の選択肢を探す必要があります。例えば、公的な融資制度を利用したり、債務整理を検討したりするのも一つの手段です。

確かに、今すぐお金が必要な状況は切実です。でも、焦って危険な選択をするより、少し時間がかかっても安全な道を選ぶことが大切なんです。正規金融機関で借りられないからって、諦めないでください。必ず他の方法があるはずです。

ブラックリストに載っている不安

ブラックリストに載っている不安.png

ブラックリストに載ってしまった方々の不安って、想像以上に深刻なものなんですよね。「もう誰からもお金を借りられないんじゃないか」という焦りや恐怖が、心の奥底にどんどん根付いていってしまうんです。この状況は、まるで暗闇の中を手探りで進むような、不安定で孤独な体験になってしまうんですよ。

実は、ブラックリストって正式な名称じゃないんです。金融機関が共有している信用情報機関のデータベースのことを指しているんですね。このデータベースには、借入れの履歴や返済状況などが記録されているんです。返済が滞っちゃったり、債務整理をしたりすると、その情報がバッチリ登録されちゃうわけです。

ここで注意して欲しいのが、このリストに載ったからって、即座に全ての借入れができなくなるわけじゃないってことなんです。でも、確かに新規の借入れが難しくなるのは事実ですね。正規の金融機関では、このデータベースを見て審査をするので、良好な信用情報がないと融資を受けるのはかなりハードルが高くなっちゃうんです。

こんな状況に陥ると、多くの人が「もう誰も私に貸してくれないんだ」って思い込んじゃうんですよね。そして、その思い込みが、ヤミ金への誘惑を強めちゃうんです。「正規の金融機関では借りられないけど、ヤミ金なら...」なんて、危険な考えが頭をよぎっちゃうわけです。

でも、ここで踏みとどまることがすごく大切なんです。ブラックリストに載っているからって、全ての希望が失われたわけじゃないんですよ。確かに、すぐに状況が良くなるわけじゃありませんが、時間をかけて信用を回復させていくことは十分可能なんです。

例えば、給与の差し押さえなどの厳しい取り立てを避けるための任意整理や、債務を整理しつつ生活を立て直すための個人再生など、法的な債務整理の方法があるんです。これらの手続きを経ることで、新たなスタートを切ることができるんですよ。

Q.JICCに登録されている信用情報は、どのくらいの期間登録されるのですか?

A.契約継続中及び契約終了後5年以内です。

引用元:株式会社 日本貸金協会信用情報機構(JICC)

それに、信用情報って永遠に残り続けるわけじゃないんです。多くの場合、5年から10年くらいで削除されちゃうんですよ。つまり、今は苦しくても、将来的には状況が良くなる可能性があるってことなんです。

大切なのは、この大変な状況を一人で抱え込まないことなんです。債務に関する相談窓口や、法律の専門家に相談することで、適切な対処法を見つけることができるんですよ。確かに、今は暗闇の中にいるような気がするかもしれません。でも、必ず光は見えてくるはずなんです。焦らず、諦めず、正しい道を歩んでいけば、きっと道は開けるはずです。

かなこです
 

ブラックリストに載っているという不安は、確かにすごく大きいものです。でも、その不安に押しつぶされることなく、前を向いて一歩ずつ歩んでいくことが大切なんですよ。きっと、あなたなりの光が見つかるはずです。

闇金解決センターかなこ

「良心的」という言葉に惹かれる心理

「良心的」という言葉に惹かれる心理

「良心的なヤミ金」って聞いたら、ちょっと首を傾げてしまいませんか?なんだか矛盾してるようで、でも何となく心に響く、そんな不思議な言葉です。経済的に追い詰められた時、誰だって救いの手が欲しくなりますよね。そんな時、「良心的」という言葉が、まるで暗闇の中のほのかな明かりのように感じられるんです。

でも、ちょっと待ってください。「良心的」って、実際どういう意味なんでしょうか?普通は、道徳的で思いやりがあって、公平な取引をする人や組織のことを指しますよね。それなのに、ヤミ金融という違法な商売に「良心的」なんてつけちゃっていいの?って思いませんか?

この矛盾した言葉に惹かれてしまう心理、実はいくつかの理由があるんです。まず、お金に困っている人の切実な願いがあります。銀行からお金を借りられない状況で、どこかに助けてくれる人がいないかなって、つい考えちゃうんですよね。「良心的なヤミ金」って聞くと、もしかしたら...って希望を持っちゃうんです。

それに、人間の心理って面白いもので、確証バイアスっていうのがあるんです。簡単に言うと、自分の希望に合う情報だけを選んで信じちゃう傾向のこと。「良心的なヤミ金」って聞くと、「良心的」って部分だけに目がいって、「ヤミ金」っていう怖い部分を見落としちゃうかもしれません。

あと、「みんなが使ってるから大丈夫でしょ」って思っちゃうこともあります。実際はそんなことないのに、「良心的なヤミ金」って言葉が広まると、なんだか安全そうに感じちゃうんですよね。

人間って、楽観的になりがちなところもあります。「良心的なヤミ金なら、きっと問題なくお金借りられるはず」って、つい考えちゃうんです。でも、現実はそんなに甘くないんですよね。

こういう心理を理解するのは大切です。でも同時に、その危険性にも目を向けなきゃいけません。お金の問題って一時的なものが多いんです。違法な手段に頼るのは、長い目で見るとかえって大変なことになっちゃいます。

結局のところ、「良心的なヤミ金」って言葉は、私たちの弱いところを狙った罠みたいなものなんです。この言葉の魅力に惑わされずに、合法的で安全な解決方法を探すことが、本当の意味で「良心的」な行動になるんじゃないでしょうか。

ヤミ金の実態:「良心的」という幻想

ヤミ金の実態:「良心的」という幻想

「良心的なヤミ金」なんて言葉、聞いたことありませんか?なんだか希望が持てそうな響きですよね。でも、ちょっと待ってください。これって、実は危険な考え方なんです。

ヤミ金の実態って、私たちが想像している以上にキツいものなんですよ。まず、はっきり言って違法なんです。法律で決められた上限金利なんて、平気で無視しちゃう。「良心的」なんて言葉に騙されちゃダメ。普通の消費者金融と比べたら、とんでもない高金利なんです。

それに、取り立ての方法がまた怖いんです。優しく対応してくれるなんて、夢のまた夢。脅されたり、暴力を振るわれたり...そんな非人道的な取り立てが日常茶飯事なんです。しかも、借りた本人だけじゃなくて、家族や職場にまで被害が及んでしまうこともあるんですよ。

個人情報の扱いも、もう最悪です。ヤミ金って、借りた人の個人情報を平気で悪用したり、他の怪しい組織に売ったりするんです。これがまた新たな被害を生む原因になるんですよね。

ここでは、ヤミ金の違法性、高金利の罠、暴力的な取り立て、個人情報の悪用リスクについて解説します。

ヤミ金の違法性と危険性

ヤミ金の違法性と危険性

ヤミ金って、聞いただけでゾッとしますよね。実は、その恐ろしさは私たちの想像をはるかに超えているんです。まず、押さえておきたいのが、ヤミ金営業が完全に違法だということ。これ、絶対に忘れちゃいけません。

貸金業の登録先は、財務局長か都道府県知事のいずれかとなり、どちらに登録申請をするかは営業所の所在地によって変わります。
営業所の所在地が1つの都道府県内である場合は都道府県知事への登録申請を、所在地が複数の都道府県の場合には財務局長への登録申請を行うことになります。
登録を受けないで貸金業を営むと、無登録営業として、法律によって罰せられます。

引用元:日本貸金業協会

貸金業法というのがあるんですが、これによると、貸金業を営むには都道府県知事や内閣総理大臣の登録が必要なんです。でも、ヤミ金業者はこの登録をしていない。つまり、最初から法律違反なわけです。

それだけじゃありません。利息制限法という法律では、貸付金額に応じて上限金利が定められています。例えば、10万円未満なら年20%までとか。ところが、ヤミ金はこんな制限なんて全く無視。年数百%、ひどいときには千%を超える金利を平気で要求してくるんです。これじゃあ、借りた瞬間から返済不可能な金額になっちゃいますよね。

さらに怖いのが、取り立ての手法です。正規の金融機関なら、厳しい規制があって、夜間の取り立てや、借主以外への取り立ては禁止されています。でも、ヤミ金はそんなの関係なし。深夜や早朝に執拗に電話をかけてきたり、職場や家族に借金のことをバラすと脅したり。本当に恐ろしいことに、実際に暴力を振るうケースだってあるんです。

個人情報の扱いも最悪です。ヤミ金に個人情報を渡すってことは、その情報が犯罪者の手に渡るってことなんです。名前、住所、電話番号、家族構成...こういった情報が悪用されたり、別の犯罪組織に売られたりする可能性が高いんです。

そして、忘れちゃいけないのが、ヤミ金から借りるってことは、犯罪に加担することになるってこと。「借りるだけなら違法じゃない」なんて思っている人もいるかもしれません。でも、それは大きな間違い。ヤミ金を利用すること自体が、この違法ビジネスを支えることになっちゃうんです。

結局のところ、ヤミ金に「良心的」なものなんて存在しないんです。違法で危険、そして人生を台無しにしかねない。どんなに困っていても、ヤミ金に手を出すのは絶対にやめましょう。合法的な選択肢はまだまだあります。債務整理や公的支援制度など、安全で確実な道を選ぶことが、自分自身を守ることになるんです。

高金利の罠:良心的な金利は存在しない

高金利の罠:良心的な金利は存在しない

ヤミ金と良心的な金利は、油と水のように決して混ざり合うことはありません。

まず、押さえておきたいのが、日本の貸金業法で定められた上限金利。これ、年20%なんです。つまり、これを超える金利を取ることは、もう違法なわけです。ところが、ヤミ金はこの制限なんてまるで眼中にありません。

◯元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
◯元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
◯元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%

引用元:日本貸金業協会

例えば、ヤミ金が「他より低い」と謳う金利が、年100%だったとしましょう。一見すると「良心的」に感じるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。これ、法定上限の5倍なんです。こんなの、とても「良心的」とは言えません。

さらに恐ろしいのが、複利計算の罠です。ヤミ金は往々にして、借りた金額に対して日々利息を付けていきます。これが雪だるま式に膨らんでいくんです。たとえば、10万円借りて、日利0.3%(年利にすると109.5%)だとしましょう。たった1ヶ月で利息だけで3万円以上になっちゃうんです。

こんな金利、返済なんて不可能です。そうなると、借り手は追加で借金をせざるを得なくなる。これこそがヤミ金の狙いなんです。借金地獄に陥れて、永遠に搾取し続けるってわけです。

「でも、少しだけなら...」なんて考えてませんか?それが最大の罠なんです。ヤミ金は最初、「お試し」とか「少額なら」なんて甘い言葉で誘ってきます。でも、一度その罠にはまったら、抜け出すのは至難の業。借金は雪だるま式に増えていき、あっという間に返済不可能な金額になっちゃうんです。

正規の金融機関でさえ、年20%の金利は高いと言われています。それなのに、それを何倍も上回る金利を「良心的」なんて、笑わせるじゃありませんか。

結局のところ、ヤミ金に良心的な金利なんて存在しないんです。どんなに低く見えても、それは法律で定められた上限を遥かに超えているんです。ヤミ金の「良心的」という言葉に騙されないでください。それは、あなたを借金の沼に引きずり込むための罠に過ぎません。

金銭的に困っているなら、公的機関や専門家に相談するのが一番です。債務整理や生活再建の道を探るのが、本当の意味で「良心的」な解決方法なんです。自分の未来を守るためにも、ヤミ金という選択肢は絶対に選ばないでください。

暴力的な取り立ての実態

暴力的な取り立ての実態

「鬼電」で執拗な取り立て、死に追いやられる人も ヤミ金事件で初公判 那覇地裁 沖縄

 那覇地裁(安原和臣裁判官)で同日にあった、グループメンバーでうるま市の自称飲食店経営の被告(36)の初公判で、検察側が明らかにした。

 自殺した債務者は、ヤミ金グループに所属していた男性の親族だったという。グループは債務者自身やその周辺への執拗(しつよう)な督促電話(通称・鬼電)などで金を取り立てていたとされる。

引用元:琉球新報(2024年6月19日)

これは取り立てにより自死にまで追い込まれた人のニュースです。取り立てを行っていたのは自死された方の親族だったとのこと。

このように近しい関係に対してもヤミ金の取り立ては行なわれます。人の命までもを奪う取り立てを甘くみてはいけません。

個人情報の悪用リスク

個人情報の悪用リスク

ヤミ金から借金するってことは、自分の個人情報を悪魔に売り渡すようなものです。これ、冗談じゃありません。本当に怖いことなんです。

まず、ヤミ金に個人情報を渡すと、それがどう使われるか分からないんです。普通の金融機関なら、個人情報保護法に基づいて厳重に管理してくれます。でも、ヤミ金にそんな概念はありません。彼らにとって、あなたの情報は金になる商品なんです。

例えば、あなたの名前、住所、電話番号、家族構成、勤務先。これらの情報が、他の犯罪組織に売られる可能性があるんです。想像してみてください。知らない間に、自分の情報が闇サイトで売買されているなんて...ゾッとしませんか?

さらに怖いのが、なりすまし犯罪のリスクです。ヤミ金が持っている情報を使って、あなたになりすまして別の借金をしたり、クレジットカードを作ったりする可能性だってあるんです。気づいたときには、とんでもない額の借金を背負わされていた...なんてことも十分あり得るんです。

また、ヤミ金は借金の取り立てに、この個人情報を容赦なく使います。家族や職場に電話をかけてきたり、SNSで友人に接触したり。最悪の場合、あなたの個人情報をばらまくと脅してくることだってあるんです。

こんな状況になったら、もう普通の生活は送れません。常に誰かに監視されている感覚、いつ何が起こるか分からない不安。それって、まるで恐怖映画の主人公みたいじゃないですか?

そして、一度流出した個人情報を取り戻すのは、ほぼ不可能です。インターネットの世界では、情報はあっという間に拡散します。それを完全に消し去るなんて、砂漠で一粒の砂を探すようなものです。

だから、「ちょっとだけなら...」なんて甘い考えは絶対にダメです。たとえ10万円、いや1万円でも、ヤミ金に個人情報を渡すのは自分の人生を危険にさらすことなんです。

なぜ「良心的なヤミ金」は存在しないのか

なぜ「良心的なヤミ金」は存在しないのか

「良心的なヤミ金」って聞くと、なんだか矛盾してるよねって思いませんか?実は、その通りなんです。ヤミ金って、そもそも違法なビジネスだから、良心的なんてあり得ないんですよ。

ヤミ金の目的って、結局のところ借りた人からできるだけたくさんお金を巻き上げることなんです。法律なんて知ったこっちゃない、とんでもない高金利、怖い取り立て...こういうのが彼らのやり方の本質なんですよね。

「良心的です」なんて言ってくるのは、ただの詐欺的な手口に過ぎないんです。優しい言葉で誘って、一度お金を借りたら抜け出せないような仕組みを作ってるんですよ。実際に被害に遭った人の話を聞いたら、本当にひどい実態が見えてくるんです。

ここでは、ヤミ金の違法なビジネスモデル、「良心的」を装う手口、そして実際の被害者の経験について解説します。

違法ビジネスモデルの本質

違法ビジネスモデルの本質

ヤミ金融のビジネスモデルって、本当に怖いものなんですよね。「良心的」なんて言葉で誤魔化されてはいけません。どんなに優しく接してくれても、根っこにある違法性は変わらないんですから。

では、ヤミ金融の仕組みをちょっと詳しく見てみましょうか。

  • 超高金利:法律で決められた上限をはるかに超える金利で貸し付けるんです。これってもう、始めから違法なんですよね。
  • 延滞金・違約金の罠:返せないって分かってて、高額な延滞金や違約金を設定することもあるんです。ひどいですよね。
  • 無登録営業:正規の金融機関とは違って、貸金業の登録をしていないんです。これって、単なる手続きの問題ではないんですよ。監督官庁の目をかわすための戦略なんです。
  • 怪しい資金源:犯罪組織や反社会的勢力とつながっているって言われてますよね。ヤミ金を使うことで、間接的にそういう組織を助けてしまうかもしれないんです。怖いですよね。
  • 個人情報の悪用:借り手の個人情報を不正に入手して、悪用するケースも少なくないんです。お金の問題だけではなく、プライバシーや安全まで脅かされるんですよ。

最初は「良心的」に見えても、それって罠に引き込むための演技なんです。一度取引を始めると、抜け出すのがすごく難しくなってしまうんですよ。

結局のところ、ヤミ金融のビジネスモデルって何なのか。それは、困っている人につけ込んで、法律も倫理も無視して、とにかく儲けることなんです。「良心的」なんて言葉とは程遠いですよね。

こういうビジネスモデルの本質を理解すると、ヤミ金融がどれだけ危険か、よく分かると思います。どんなに「良心的」に見えても、根っこにある違法性と搾取の構造は変わらないんです。

だから、皆さん、もし金融サービスを利用するなら、安全で合法的なものを選びましょうね。それが自分を守る一番確実な方法なんです。困ったときは一人で抱え込まずに、専門家や信頼できる人に相談するのがいいですよ。

「良心的」を装う詐欺的手法

「良心的」を装う詐欺的手法

ヤミ金業者が「良心的」な顔をして近づいてくるなんて、まさに詐欺師の極みですよね。借りる側の不安や焦りにつけ込んで、うまい言葉で信頼を勝ち取ろうとするんです。その手口はホント様々で、ついつい「この業者なら大丈夫かも」なんて思ってしまいそうになるんですよ。

では、ヤミ金業者がよく使う手口をいくつかご紹介しましょう:

  • 「低金利」のウソ宣伝
  • 「親身な対応」という甘い言葉
  • 「身元保証人不要」「即日融資」などの魅力的な条件
  • 偽の口コミや評判の利用
  • 正規金融機関の関連会社を装う詐欺

まず、「低金利」をうたう手口。法定金利をはるかに超えているのに、他のヤミ金と比べれば「低い」なんて言うんです。これって、単なる比較のトリックですよね。実際の金利は依然としてとんでもない高さなんです。

次に、「親身な対応」を強調するケース。借りる人の状況をよく分かってるフリをして、返済が大変なときは柔軟に対応しますよ〜なんて約束するんです。でも、これはただの甘い言葉。実際に返済が遅れたりすると、途端に豹変して、怖い取り立てが始まるんですよ。怖いですよね。

「身元保証人不要」「即日融資」なんて条件を出してくるのも、よくある手です。確かに魅力的に聞こえますよね。でも、裏を返せば、これって違法営業の証拠なんです。普通の金融機関では、リスク管理のために、こんな条件では絶対に貸さないんですよ。

さらに悪質なのが、偽の口コミや評判を使う手口。ネット上に架空の良い評判をバンバン投稿して、「みんなが使ってる!」みたいな印象を作り出すんです。でも、これらの評判のほとんどは作り物。信じちゃダメですよ。

あとは、「正規金融機関の関連会社です」なんてフリをするケース。有名な銀行や消費者金融の名前をちょっと変えて、まるで本物の業者みたいに振る舞うんです。でも、これは完全な詐欺行為。正規の金融機関が違法なヤミ金融と組むなんてことは、絶対にありえませんからね。

これらの手口は、全部借りる人の不安や焦りにつけ込んだものなんです。一見良心的に見えても、その実態は本当に悪質。どんなに魅力的な条件を示されても、ヤミ金との取引は絶対にNGです。

かなこです
 

正規の金融機関や公的機関に相談して、安全な解決策を探すのが一番賢明ですよ。困ったときは一人で抱え込まず、ぜひ専門家に相談してくださいね。

闇金解決センターかなこ

実際の被害者の声

実際の被害者の声

以下は国民生活センターに寄せられた闇金に関する相談です。

【事例1】掲示板サイトの書き込みを通じてお金を借りたところ高額な利息の支払いを求められた
生活費が不足し、他からの借入れができなかったため、個人融資の掲示板サイトにお金を貸してほしいと書き込み、返事をしてきた人と直接会って計 15 万円を借りた。

これまでに 50 万円以上返済したが、さらに 400 万円を支払うよう連絡がきた。相手は自分の住所を知っている。どうしたらよいか。
(2018 年7月受付 50 歳代 男性)


【事例2】SNS の書き込みを見て融資を申し込んだところ一方的に返済を求められた
SNS で「個人で融資します」という書き込みを見て相手に連絡を取り、60 万円の融資を申し込んだ。すると、相手から「まず2万円を銀行口座に振り込むので、そのままこちらへ振り込んで返してほしい。そこで審査をする」と言われ、銀行口座などの個人情報を伝えてしまった。

しかし、心配になりやめたいと伝えたら、「すでに1万円を振り込んだので、1週間後に3万円を返すように」と言われた。まだ、振り込まれているかどうかの確認はできていないがどうしたらよいか。
(2018 年7月受付 20 歳代 男性)


【事例3】SNS でやり取りをして保証金を支払った後に連絡が取れなくなった
携帯電話料金の滞納などでお金を借りられるところがなく、SNS で融資をしてくれる人を募った。融資するという人が現れたので、SNS でやり取りをして 100 万円を借りることにした。

保証金として 20 万円の融資に対して1万円が必要と言われ、5万円を支払ったが、その後、相手と連絡がつかなくなった。だまされたのか。
(2019 年2月受付 20 歳代 女性)


【事例4】利息を免除する条件として裸の写真を送った
インターネットの個人融資のサイトを利用していた知人を通じて、個人とメールなどでやり取りするようになり、15 万円の融資を依頼した。毎月の返済額は1万 5,000 円がぎりぎりだと相手に伝えたところ、「それだと利息がついて総額 100 万円を超す返済額になる」とのことだった。


相手に写真を送れば、利息を免除してくれるというので、要望されるままに下着姿や裸の写真などを送った。しかし、融資は受けられず、こちらからの連絡にも返事がこなくなった。どうすればよいか。
(2019 年2月受付 30 歳代 女性)

引用元:独立行政法人 国民生活センター

このように、現実で闇金被害を受けている人はたくさんいます。「大丈夫だろう」そんな気持ちで気軽に借入をすることはやめましょう。後の人生に大きく影響しますよ。

良心的なヤミ金など存在しない、についてのまとめ

良心的なヤミ金など存在しない、についてのまとめ

さて、これまで意外と良心的な金利で貸付けを行うヤミ金や取り立てについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?今やスマホひとつで簡単に借りられるヤミ金は、皮肉なことに私たちの身近な存在になりつつあるんです。

でも、ちょっと待ってください。「意外と良心的かも?」なんて思われる業者も、その本性は違法に営業するヤミ金であることを忘れないでくださいね。返済が遅れれば、どんなことが起こるか分からないんです。

安全が保証されていない業者からの借入はやめておいて、正規の業者や行政への相談で資金調達する方が賢明です。ご自身の将来のためにも、慎重に判断しましょう。

以下のポイントを覚えておいてください。

  • スマホ一つで簡単に借りられても要注意
  •  一見良心的な業者も違法な可能性大
  • 返済遅延のリスクは予測不可能
  • 安全性の保証がない業者は避ける
  • 正規の業者や行政への相談が賢明

皆さまの健全な金融生活を心からお祈りしております。

-著者情報-
金城
日本闇金解決センター金城
1973年生まれ、大阪出身。弁護士事務所勤務を経て、2017年ヤミ金解決センターを設立。法律事務所時代、闇金被害の相談が多く困っている依頼者が多いことから一念奮起。闇金被害の解決の手助けをを通して「本来持っているべき幸せ」を手に入れてほしいと願っています。