闇金の嫌がらせは警察で対応できないことが多い

嘘でしょ?!闇金の嫌がらせを警察に相談しても警告してもらえない
嘘でしょ?!闇金の嫌がらせを警察に相談しても警告してもらえない
闇金の嫌がらせは警察で対応できないことが多い
  • 闇金に返済できない
  • 嫌がらせが止まらない
  • 取り立てが激しくなってきた
  • 生活がままならない
  • 精神的に限界を迎えた

闇金に返済できずにいると嫌がらせが悪化しますよね。そんな取り立てに生活がままならなくなり、警察への相談を検討される方もいらっしゃると思います。

ですが、警察が全ての闇金問題を解決できるとは限りません中には警察が対応できない闇金トラブルもあるんです。

あなたが負っている被害は警察に相談すべきか、過去法律事務所で働いていた私金城がひとつひとつ解説させていただきます。

「警察に相談しても解決できなかった」と相談にいらした方を多数見てきましたので、あなたにぴったりの相談先をご紹介します。

闇金の嫌がらせは時間とともに悪化します。早い対策でこれ以上生活に支障が出ないようさっさと解決してしまいましょう!

-著者情報-
金城
日本闇金解決センター金城
1973年生まれ、大阪出身。弁護士事務所勤務を経て、2017年ヤミ金解決センターを設立。法律事務所時代、闇金被害の相談が多く困っている依頼者が多いことから一念奮起。闇金被害の解決の手助けを通して「本来持っているべき幸せ」を手に入れてほしいと願っています。
-監修者情報-
司法書士法人アストレックス/川﨑純一
司法書士法人アストレックス
司法書士 川﨑純一
数々の難案件を解決してきた闇金問題を得意とする司法書士。被害者に寄り添うスタイルが好評を博しジワジワと知名度が上昇中。大阪司法書士会 第4687号 / 簡裁訴訟代理等認定番号 第712032号
全国の闇金に強い弁護士・司法書士

パターン4選|闇金の嫌がらせで警察に相談すべき被害

闇金解決は大きく2種類警察に相談すべき被害とその他に相談した方がいい被害があります。

では、警察に相談した方がいい闇金の嫌がらせはどんなものか。あなたはこのパターンに当てはまるかをご確認ください。

その①:取り立てで怪我を負わされた

「闇金の取り立てで怪我をした」そんな方は今スグ警察にご相談ください。怪我をするシチュエーションは、たとえばこんな感じですね。

  • 肩を掴まれて壁にぶつけた
  • シンプルに殴られた
  • 対面の取り立てでドアに足を挟んだ

闇金に怪我を負わされるパターンは、恐らく対面で取り立てされた場合だと思います。返済が遅れて殴る・蹴るなどの暴行を加えてくることもありますが、最近ではこのような被害は減少しているようです。

闇金も逮捕されないよう営業しているので、できるだけ大事にならないよう取り立てする傾向があります。ただし、違法と知りながら金貸しを行なう闇金は頭に血が上りやすく、普通の話しが通用しないことも。

プツンと糸が切れるとなにをするかわからないので、取り立てで殴られることもあると思います。

金城です

殴られるなど、闇金の取り立てで怪我をした場合はすぐに警察にご相談ください。怪我が治る前に相談することで、業者に警告してもらえる確率が上がりますよ。

闇金解決センター金城

その②:玄関ドアやiPhoneを壊された

器物破損があった場合も警察案件です。たとえば以下のシチュエーションで器物破損が発生することがあります。

  • 居留守をしていたら玄関ドアを蹴られた
  • 対面でiPhoneを投げられた
  • ポストを破損される
  • 鞄を奪い取られて取手が壊れた

怪我同様、器物破損も闇金業者に訪問された時に起こりうる被害ですね。正直、上記に挙げたような取り立てをされることを考えるとゾッとしますが…。

もしこのように取り立てで物を壊された場合は壊れたものを持って警察にご相談ください。玄関ドアなど、持ち運びできない場所を壊された時はその場の写真・動画を撮って持ち込むといいですよ。

また、可能であれば犯行時の動画があると尚良し。警察も動きやすくなります。

今後器物破損等の被害が起きそうな場合は、日頃から動画を撮るクセをつけておくのもいいかもしれません。

その③:銀行口座やスマホを闇金に渡した

追加融資や返済遅延の際に使っていない銀行口座を渡すよう言われたことはありませんか?これ、実は犯罪であなたも罪に問われる可能性があるんです。

何気なく渡してしまいがちな古い銀行口座ですが、これが犯罪に使用されると厄介なことに。あなたも事情聴取されるかもしれないんです。

後はiPhoneやGalaxyなどのスマホも同じ。これも犯罪に使うために返済が遅れた人やお金に困っている人から集めているんです。

あなたも闇金を利用する時にLINEや電話などで業者と連絡を取っていると思います。この端末が、他の闇金利用者から提供されたものだったりするんですね。

もし銀行口座やスマホを闇金に渡してしまったら、今スグ警察にご相談ください。犯罪に使用される前に相談しておけば、何かあった時にも罪を免れるかもしれません。

こちらの記事も読まれています
銀行口座を凍結された!思い当たるのはヤミ金?
銀行口座を凍結された!思い当たるのはヤミ金?

その④:脅迫が家族や会社にも及んでいる

闇金の嫌がらせは利用者本人だけとは限りませんよね。一緒に暮らしている家族やご友人、働いている会社にも嫌がらせの電話がかかってくることがあります。

さらに取り立てがヒートアップすれば会社やお子さまの学校に訪問してくることもあるので、そこまで来たら警察にご相談ください。

ちなみに、取り立てに関する法律はこんな感じです。周囲への危害に当てはまるのは(ロ)の部分ですね。

(1)
貸金業規制法では、債権の取立てにあたり、人をおどかしたり困惑させることは禁止されていますが、その具体例が法律で明記されるとともに、罰則が引き上げられました(無登録業者の行為も罰則の対象)。
(イ)
正当な理由なく、不適当な時間帯(午後9時から午前8時)に取立てを行ったり、勤務先等の居宅以外の場所に電話や訪問を行うこと
(ロ)
債務者・保証人以外の第三者に対し、みだりに弁済の要求を行うこと 等

引用元:金融庁

特にお子さんがいらっしゃる方は危害を加えられてからでは遅いです。その前に警察に相談し、闇金業者に警告してもらった方がいいですよ。

相談から解決|闇金の嫌がらせを警察に相談するには?

怪我や器物破損などがあり、警察に相談すべきとわかった方は相談方法もご確認ください。順に沿ってご相談いただくことで、より早く闇金の嫌がらせをストップできるはずです

STEP①:嫌がらせの証拠をまとめる

まずは闇金からの嫌がらせをまとめてください。併せて借入額などもメモされていると、警察への説明もスムーズになり解決までの時間を短縮できます。

おすすめの証拠は以下。

  • 録画
  • 録音
  • スクショ
  • 写真

ただし、証拠を集める時にご注意いただきたいことも。特に録画や録音の際は闇金業者にバレないようにしてください。

闇金業者は違法と知りながらあなたに金銭を貸し付けています。それと同時に逮捕されたくないとも考えているんです。

なので、証拠を撮られていることがわかれば逆上する可能性があるんです。逆上した闇金はなにをしてくるかわからないので、証拠を押さえる時は絶対にバレないよう注意して対応してくださいね。

STEP②:交番ではなく警察署に行く

証拠を集めたらいよいよ警察への相談です。ただし、相談先は交番ではなく警察署。最寄りの警察署に証拠を持ち込んでください。

実は交番で闇金のことを相談しても最終的な解決にたどり着かないことがほとんど。相談は警察署にした方がいいとされています。

闇金の嫌がらせを止めるには、お近くの警察署を訪ねてくださいね。

STEP③:生活安全課に相談する

闇金のことは警察署内、生活安全課にご相談ください。生活安全課が扱っているトラブルは以下です。

  • 防犯対策や防犯教室
  • 子供・女性の安全対策(DV、ストーカー被害、性犯罪等)
  • サイバー犯罪対策
  • 少年犯罪対策、立ち直り支援活動
  • 風俗営業、古物営業、鉄砲等の許認可
  • 環境犯罪や経済犯罪の取締り

引用元:警察庁

よくニュースなどで見る事件は生活安全課が取り締まっているものも多いことがわかりますね。最初に尋ねる場所がわかっていれば無駄な時間を過ごすことなく解決できるので、警察に相談する際は生活安全課と覚えておいてください。

STEP④:警察の担当者から名刺をもらう

実は警察には日々さまざまな相談が寄せられており、残念ながら全てに対応することはできません。今すぐにでもニュースになる、人の命に関わるものや事件性の高いものが優先されてしまうんですよね。

そのため、闇金の嫌がらせを警察署・生活安全課に相談したら、担当者の名刺をもらい名前を控えておくといいですよ。

もらった名刺は無くさないようを気を付けください。銀行の通帳など、大切なものと一緒に保管するのもおすすめです。

STEP⑤:1度行ってもダメなら3度行け

事件性が高い闇金の嫌がらせであっても1度の相談では対応してもらえないことがあります。最低でも3回は警察署に行って、緊急性と事件性をご説明ください。

また、この時に以前相談した方の名刺があれば、「〇〇さんに以前相談したのですが…。」と話しを通しやすくなります。

すぐに解決できなかった場合も役に立つので、複数回相談する場合は名刺を持参のうえ警察署に行くようご注意ください。

STEP⑥:被害届の受理と闇金への警告

警察署に相談したら、必ず被害届を出してください。被害届とは、警察が捜査するために需要な書類です。届け出がないものは捜査すらしてもらえないためまずは被害届をご提出ください。

また、被害届を出したと思っていても受理されていないことがあります。一行に闇金の嫌がらせがなくならない場合は警察署で被害届が受理されているか確認してくださいね。

被害届受理を確認する際も、名刺があればスムーズに手続きできることがあります。まるで名刺が水戸黄門の紋所(もんどころ)のようですが、切り札として持っているとなにかと役に立つんですよ。

STEP⑦:捜査状況を確認する

何度も警察署に相談しても闇金の取り立てが続く場合は、もう一度警察署に相談してください。

捜査状況を確認し、なにも捜査されていないようならまた説明する必要があるかもしれません。

また、先述した通り被害届の受理が済んでいるかもしっかり確認していきましょう。意外とここがポイントだったりします。

もし警察に相談しても被害が収まらない時は、弁護士や司法書士に相談するのもひとつ。実は警察よりも早く嫌がらせをストップできる可能性があります。

弁護士や司法書士に相談する際は闇金の取り扱いにご注意ください。闇金OKな事務所であれば、弁護士・司法書士どちらでも大丈夫ですよ!

かなこです

闇金相談OKの弁護士・司法書士はぜひ無料相談をご活用ください。初期費用ゼロで闇金の嫌がらせを止められます!

闇金解決センターかなこ

 3つの注意|闇金の嫌がらせを警察に相談する際の心得

闇金の嫌がらせを警察に相談する際、いくつかご注意いただきたいことがあります。どんな被害を受けているか説明するために大切な証拠集めについてですね。

警察に相談するまでに、また闇金から取り立てされることもあると思います。ぜひ、注意点を押さえて賢く闇金の嫌がらせを止めましょう!

闇金にバレないよう証拠を集める

最もご注意いただきたいのは、証拠集めが闇金にバレないようにすること。相手はなんと言っても違法業者です。

県内に活動拠点を置くヤミ金グループが交流サイト(SNS)で客を募り現金を貸し付けて、法定金利を超える不法な利息を得ていたとされる事件で、同グループの執拗(しつよう)な取り立てを受けて自殺した債務者がいることが18日、分かった。

引用元:琉球新報(2024年6月19日)

これは2024年に報道された沖縄県の闇金事件です。取り立てが酷く、自死された方がいらっしゃるんですよね。

このように闇金業者は一旦スイッチが入ったらどこまで人を追い詰めるかがわからないんです。

なので、警察に相談するために対応する際は、相手がやばい組織だということを頭に入れて証拠を集めるようにしてください。

証拠①:闇金との通話を録音する

取り立てでLINE通話や電話がかかってくることがあると思います。その通話はぜひ録音して証拠として残してください。

ただし、iPhoneでは通話録音機能がないため、以下のアプリをご利用いただくといいと思います。

通話 録音

録音アプリ

電話録音

iPhoneならApp Store、Galaxyなど他のスマホならGoogle Playストアからダウンロードいただけます。お好みによって好きなアプリで録音してみてくださいね。

証拠②:LINEなどのやり取りをスクショする

返済日や追加融資など、闇金とのやり取りにSNSを使っている人がほとんどだと思います。LINEやWhatsAppなどのやり取りはスクショに取って証拠を残してください。

そこに金利や脅し文句なんかがあれば警察に提出する証拠としていいですね。

ただしLINE通話中のスクショは相手にバレる可能性があります。LINEの機能で音が出るようになっているんです。

そのため、スクショを撮るのはトークだけにしておいた方が安全ですよ。

証拠③:利用期間や借入総額をまとめる

  • いつから闇金を利用しているか
  • いくら借りているか(元金)
  • 返済が終わっている金額

この辺りをメモやノートにまとめておくと解決がスムーズになります。手書きでもいいですし、iPhoneなどのメモに打っておいてもいいですね。

また、警察に相談しても解決できなかった場合、これらの証拠があると解決までの時間を短縮できます。

最終的に必要な情報なので、自分がわかりやすいようきちんとまとめておくことがおすすめです!

証拠④:対面の場合は録画する

闇金業者がどんな態度であなたに接しているか、どんな人物が嫌がらせをしているかがわかるよう録画があるとよりスムーズに嫌がらせをストップできます。

しかし、録画は難易度が高く闇金にバレてしまうことも。もし隠し撮りが難しい場合は無理は禁物です。

できる範囲で証拠を集めてくださいね。

警察以外の手段|闇金の嫌がらせがなくならない場合の対処法

怪我や器物破損はないけど闇金の嫌がらせに困っている、または警察に相談したけど警告してもらえなかった。そんな方もまだ嫌がらせを止める方法があります。

早く解決したい人、安く解決したい人、それぞれおすすめの相談先をご紹介します。くれぐれも放置だけは辞めてくださいね。

闇金に強い司法書士に相談する

  • 元金140万円以下
  • 早く解決したい

利息以外の元金が140万円以下で早く解決したい人は、闇金に強い司法書士への相談がベストです。

もちろん弁護士でも闇金の嫌がらせは止められますが、司法書士の方が安く解決できることがあります。

基本的な解決法も同じなので、140万円以下の借入で悩んでいる方はぜひ司法書士にご相談ください。

闇金相談OKの弁護士に相談する

  • 元金140万円以上
  • 早く解決したい

元金140万円以上の場合は弁護士にご相談ください。司法書士は140万円以下の事案しか取り扱えないので、高額借金の場合は必ず弁護士です。

また、司法書士と同じように直接相談すれば最短即日嫌がらせがストップします。

ここでひとつ覚えておいていただきたいのは、弁護士や司法書士は意外と怖くないということです。ドラマや映画の裁判では真剣な顔つきで説明する弁護士の姿を描かれることも多く、なんだか怖い存在に思っている方も多いと思います。

しかし、弁護士もひとりの人間。お腹が空けばご飯を食べますし、休日は映画や野球観戦などを楽しみます。

ね、結構普通の生活を送っていますでしょう?実は昔法律事務所で働いていたことがあるんですが、イメージする弁護士みたいな人ってほとんどいなかったんです。

しかも毎日人の相談を聞いているので、人の話を聞くのが本当にうまいんです。だから、特に気にせずいつも通り問いあわせてみてください。

意外と親切だなあ、となるはずです。

無料相談を活用する

「相談したいけどお金がない」そんな時はぜひ無料相談をご利用ください。

実は闇金を含む借金問題は初回相談無料で対応している事務所が多数あります。事務所によっては何度でも相談無料OKなところもあるので、ぜひ初期費用なしで相談してみてくださいね。

分割や後払い可能な事務所へ

相談後、正式に依頼すると解決費用がかかりますが、弁護士・司法書士ともに分割・後払いに対応している事務所があります。

お金がなくても闇金問題を解決できるよう配慮している弁護士・司法書士って結構いるんです。

分割・後払いを希望する場合は、問い合わせの際に伝えておくとよりスムーズかもしれません。後になって払えないなんてことになりませんからね。

ぜひ、初回相談時に支払いについても質問してみてください。

法テラスに相談する

法テラスは無料で闇金相談できる窓口です。相談後は弁護士・司法書士を紹介してもらえるので、自分で相談先を決められない時に便利ですね。

また、法テラスに相談すると闇金解決費用を一部負担してもらえるため、金銭的に余裕がない時にも安心して相談できます。

ただし、紹介された弁護士や司法書士の変更はできず、仲介が入るので解決までに時間がかかるというデメリットも。

急いでいない場合は良いですが、すぐに解決したい方は直接弁護士や司法書士に問い合わせた方がいいかもしれません。

「#188(いやや)」をダイヤルする

「#188(いやや)」は、誰でも電話で相談できる消費者センターの相談窓口です。

お住まいの近くで闇金問題を取り扱っている相談先を紹介してもらえますが、何カ所も窓口を渡り歩くため早期解決には向きません。

どうすればいいか教えてほしい方は一度ダイヤルしてみるといいかもしれませんね。

実録!闇金の嫌がらせを警察や弁護士に相談しないと起こること

  • 警察に相談してもダメだった
  • もう相談する余力もない

そんな方に知っていただきたいのが、闇金の嫌がらせを放置すると起こることです。動く気力もなく、どうにでもなれと思う気持ちもわかりますが、闇金の嫌がらせは今より酷くなるはずです。

SNSに寄せられた体験談や意見を元に闇金放置の危険性を見ていきましょう。

闇バイトする羽目になる

闇バイト

闇金に返済できず、いつまでも放置していると話題の闇バイトやトクリュウに巻き込まれることがあります。

今この記事を読んでいるあなたは「自分は大丈夫」と思っているはずです。しかし、極地に立った人間はなにをしでかすかわかりません。

沖縄県内に活動拠点を置く「匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)」とされるヤミ金グループが交流サイト(SNS)で客を募り、現金を貸し付けて法定金利を超える不法な利息を得ていた事件で、那覇地裁の安原和臣裁判官は26日、出資法違反、組織犯罪処罰法違反などの罪に問われた自称、飲食店経営の被告(37)=うるま市=に懲役3年、執行猶予5年、罰金150万円(求刑懲役3年6月、罰金250万円)を言い渡した。

引用元:琉球新聞(2025年2月27日)

これは沖縄県で実際に起きた事件です。この報道にもあるように、闇金業者と闇バイト・トクリュウの運営元は同じことがあります。

するとどうなるか。返済が遅れている人を現場に送り込み、犯罪をしてくるよう促す可能性があるんです。

いつどこでどんな犯罪に巻き込まれるかわかりません。犯罪と知らずに犯行してしまうこともあるため、ぜひ早い段階で手を打ちましょう。

あなたの身を守れるのはあなた自身ですよ。

男女問わず風俗で働かされる

風俗飛ばされる

返済が遅れると無理やり風俗で働かされることがあります。風俗と言うと対象が女性と思う方も多いのですが、これは男性も高齢の方も同じ。性別や年齢は関係ないんです。

女性用風俗やSM関連のお店に無理やり所属させられることもあるので、関係ないと高を括るのはおすすめできません。

県内でヤミ金グループの男9人が逮捕された事件で、グループによる執拗な取り立てで実際に売春行為に至った債務者がいたことが分かりました。

引用元:RBC(2024年3月6日

これは沖縄県で起きた事件です。この事件の被害者は女性ですが、お店を通さない売春行為を要求されることもあるんです。

闇金の嫌がらせはたいしたことないと思われることもありますが、闇金ウシジマくんや闇金ドッグスなどの世界もリアルなことがわかりますね。

闇金を放置すると被害が拡大する

SNSの口コミや実際に起きた事件のニュースを見ても、闇金を放置すると大事になることがご理解いただけたと思います。

相手が違法業者だからとなめた態度でいると相手も強硬手段に出ることがあるんです。今は大丈夫でも、これからどうなるか保証はありません。

ぜひ、まだ大丈夫なうちに解決してください。いつかは取り返しのつかないことになるかもしれませんから。

まとめ|闇金の嫌がらせを警察に相談しても解決できないことがある

警察が解決できる闇金の嫌がらせ限られていることがわかりましたね。怪我や器物破損があり、さらにその証拠が残っていれば警察でも対応できますが、基本的には弁護士や司法書士に相談した方が早く安全に闇金の嫌がらせを止められます。

警察に相談する場合は、警察署の生活安全課に嫌がらせの証拠を持ち込み、何度か通う心持で相談されるのがいいですね。

また、担当された警察官の名刺や、被害届受理についてもご注意ください。

もし警察に相談しても嫌がらせがなくならない場合は、闇金に強い弁護士や司法書士にご相談ください。くれぐれも放置は厳禁です!