- 関係者が闇金トラブルに遭っている
- 債務者を何とかして助けたい
- 具体的な手助けの方法が知りたい
結論:自分の身の安全を第一に考える
ご自身の家族・友人・恋人が闇金に悩んだ時どうにかしてあげたいと思ってしまいますが何よりも大事な事は自身の身の安全を確保することです。
闇金はどこまでも貪欲に金を強要する
もし債務者(闇金からお金を借入れた方)に同情する家族・友人・恋人が居るとなれば闇金はそこからお金を引き出そうとします。
そのために闇金がどうするのかというと、どこからか情報を調べ上げてその方の家族・会社・友人に渡り悪質な取立てを行います。
一つの被害から新たな被害に繋げないためにもご自身の身の安全を確保することは債務者となってしまった方を手助けするためにも重要な条件です。
債務者の状況を確認
闇金に困り果てた債務者の状況を以下の3つに分けて確認します。
・債務者自身に解決の意志はあるか
暴力・恐喝・訪問などがある状況か
※警察に相談すべき状況
解決を急ぐような状況か
※保険金がかけられて居るなど命に関わる状況
闇金に強い弁護士・司法書士に相談する
闇金の貪欲さから分かる通り相手はこちらに付け入る隙を狙うプロです。
今後被害が拡大・再発してしまう危険を鑑みれば”闇金に強い弁護士・司法書士”という闇金に対抗できるプロに依頼する事が自身の身を安全に守りつつ最も有効な手段と言えます。
手助けの際・絶対にしてはいけない事
ご自身の身の安全を安全と債務者の状況の安全を確保する上で絶対にやってはいけない3つのことがあります。
代わりに闇金に返済すること
債務者に代わって返済を行う事で”金づる”と認識させてしまう可能性があり、結果的に金銭の強要が続くだけでなくご自身の関係者に被害が更に拡大する危険があります。
同情して代わりに返済を行ってしまうケースは珍しくありませんが絶対にやってはいけません。
闇金業者を挑発する行為
ご自身に関係のある方が闇金に悩まされたとなると許せない気持ちになる方は多いでしょうが、どんな理由があっても闇金を挑発するような行為は控えるべきです。
自身が更に被害に遭う危険だけでなく闇金側が”報復”と称して新たなトラブルに発展する危険もあります。冷静な対応を心がけるようにしてください。
個人情報を与えること
どんな理由があっても個人情報を渡すことは危険です。特に闇金に悩まされているこの時期に債務者に対してご自身の個人情報を渡すことも控えるべきです。
手に入れた個人情報から被害に発展する危険は少なからずあるため個人情報は絶対に渡さないようにしてください。
結論:自分の身の安全を第一に考える 手助けの際・絶対にしてはいけない事 心強い味方!第三者として出来ること さいごに心強い味方!第三者として出来ること
上記ではやってはいけない事をご紹介しましたが、その逆に第三者だからこそ出来ることをここではご紹介します。
債務者に解決を勧めること
闇金の被害に遭っている場合、その取立ての恐ろしさから冷静な判断を欠いてしまいがちです。
第三者として冷静に・客観視できるからこそ債務者が迷っている場合は解決を勧める事が出来ます。
解決費用を立替えてあげる
闇金被害者の多くは取立てに追われ金銭的に困窮している状況にあり解決費用が用意できないケースが多くあるため、解決費用の立替えや援助は債務者にとって大きな助けとなります。
カウンセリングの紹介
実は闇金解決をした被害者が闇金を再利用するケースは珍しいものではありません。
闇金を利用するまでに至った根本的な原因の解決までも視野に入れてサポートすると、より力になることが出来ます。
さいごに
最後に闇金解決において重要なポイントをご紹介します。
闇金に返済の義務は無い
法律上・元金を含む闇金への返済義務はありません。
何が何としてでも返さなければいけない、と思い込んでしまう必要はありません。
専門家に相談で絶対解決できる
闇金に強い弁護士・司法書士はどんなに悪質な闇金でも対抗できうるだけの闇金知識やノウハウを持っています。
闇金は人から金をむしり取る”プロ”です。
プロにはプロで対抗することで解決への糸口を掴むことができます。
第三者として出来ることを見誤らない
闇金被害者の関係者の多くはそのトラブルを解決してあげたいが為に手を出してしまいがちですが判断を誤るとご自身やご自身の関係者を巻き込むだけでなく債務者の状況を悪化させる事にも繋がります。
第三者だからこそ冷静さを失わず、解決へと導くサポートをする事が重要です。